消えるKと青いアイツ

   助手に青べこがいます。

慢性的な体調不良

 正月休みからの仕事始めに移って間もなく、早速というか昔からよくありがちだった頭痛と吐き気のコンボにやられ1日中横になる事態が発生していた。2日ほどで寸止めしたものの、以降朝6時の起床からふらふらしながら出勤。もともと低血圧なんじゃないかと思う。
 20代の勢いに任せた不摂生が祟ったのだと言われればそれまでなのだけど…。
 その休んだ期間中、向かった心療内科の先生は私の様子をひと目見て「貧血だ」といった。流石というべきか、毎年の健康診断でも毎度出ていた結果をその時になって思い出した。性格的に出不精な私は仕事以外ではほとんど引きこもりで運動もしないし、したがって対して動かない日は食事を抜くこともよくある。思い当たる要因はたくさんあった(が、面倒なものはどうしたって面倒なのだ)
 おまけに忘れっぽく、不健康をなんとかしようと思い立って鉄分入りのヨーグルトなどを買ってみても、それらを食べ終わった後には習慣化させる発想もなく、いつも通りになってしまう。何においても継続というものができないのだ。

 話は変わって、先週の週末からめでたく、といってもめでたい気分は全然ないのだが、名実ともに無職となった。1月のはじめに病院の精神科にかかって初診してもらった時はなんとも微妙な反応をされただけでまだはっきりとした診断はされていない。仕事から解放され朝起きなくてもいい状態になったことが今後良い傾向を生み出せればいいのだが、自分で自分が信用ならない気持ちは全然変わってないように感じる。


 崩しやすい体調に追い打ちをかけるように雪が降ったり突風に見舞われたりと忙しい今冬、今までは何とも感じなかったものの、段々と冬というものが嫌いになりそうだ。骨に響く痛みがある。
 そんな中でも近くの学校に通う女子生徒などは見ていて信じられないほどのスカートの短さ、おまけに素足丸出しで歩いている。よしんばタイツを着用していたとしても、あまりに元気すぎではないだろうか。校則で防寒対策が許されていないのか、あるいはファッションのつもりなのか。あの頃の私ですら我慢ならずにジャージを着用していたというのに。
 若さに信頼を置くのは別段悪いことではない。が、過信しすぎる無茶はなるべく避けた方がのちのち自分の為になるぞ、と、心のBBAは内心思うのである。