消えるKと青いアイツ

   助手に青べこがいます。

なに…5月…? まじでか…

 うーん、欲しいものがまだたくさんあるよママー。
 さすがに肉体労働でバリバリ働ける年じゃないし、資格でも取って収入力を上げろと世の人はいうけども、適当な資格の本を読んでもそもそもモノローグの世間話みたいなところから理解できない。普段からやる気なんてない人間が重い腰をやっとこ上げたとしても、ヘタをすると何にもできない無能人間であることを突きつけられてまたどん底に沈むから動きたくないというのもあるんだろうなぁと。
 自身では若干LDも持ってるんじゃないかと思うのだが…相変わらず精神科からは全く連絡が来ないし。診断受けようにもお呼ばれしないんじゃどうしろっつーの。

 

 それで、なんだが。
 我が家のお猫様(3歳キジトラ)が4月に挙動不審を起こして、おしっこが出ないという事態に陥った。かかりやすい病気で有名な『尿路結石』だ。このお猫様を引き取るときに施設の従業員さんから「オスはなりやすい」と言われていたので頭の隅にはあったのだが、実際起こると

『トイレが出来ないからストレスで眠れない』

『すると夜中までうろうろして我々も眠れない』

 のコンボに逢い実に大変な数日を過ごした。処置が遅くなると手遅れになるとも聞いていたので私自身も心配になり、休日に急いで動物病院へ。普段の面倒臭さもこういった場面では成りをひそめるものである。正直、お猫様を手放すくらいならネットを絶つほどの極貧生活になってもいい。それくらい大事。

 

 結果、大事には至らなかった。
 お医者様になにやら注入されて終了。結石防止用のドライフード(普段市販で売ってるものよりずっと高い…)とそれに混ぜて飲ませる薬を少々渡され、諸々で15000円程度。ちょっとだけイタイ出費だったが、問題はないようで安心した。
 問題がないというのは語弊があるか。そもそも体を動かさないのが問題なのだ。先生曰くの「オスはメス以上に働かない、子供を授かってエネルギーを異常に消費する感覚がないからだ(意訳)」らしいので、なるほどと思うくらいにこの子は普段から動かない。ご飯は黙っていても出てくるし、住まいは走り回って無事なほどの広さはないので、私達が制限をかけてしまっているといっても過言ではないだろう。その点は申し訳なく思う。
 ただ、環境に関して文句が許されるならば、もうちょっと玩具に興味示しておくれ…およそ猫が遊ぶだろうと想定された鈴付きボールも猫じゃらしもネズミのぬいぐるみも大して反応してくれないんだもの…
 そりゃあね、確かにね、複数の猫が遊んでいたあの施設の中であまり能動的ではなく手間もかからなそうなこの子を選んだんだから、想定できた事態ではあったけどね。


 そんなわけあって、これはお猫様の大事な記録。2025年4月を覚えておかなくちゃなので、ここに記しておく。
今回のことでさらに収入や貯金のことに意識が向いたわけなのだが、それでどうすればいいのかというと、自分の中で可能な案がまだ出ていない。どうしたものか。