ささやかな変化から始めよう
今朝起こったことをありのままに話すぜ。
お世話をさせていただいているお猫様(気まぐれすぎてメジャーな玩具にはまず食いつかない難しい御仁)は、飯時だけは積極的に主張してくるのだが、食事の時間を設定すると時計なんて気にもしないのにほぼ近い時間を察してやってくる。半年過ごして体内時計が我々に合ってきているのかと思うほど。雄猫で体が大きくて一般的に愛らしいのかは微妙な(凛々しいという意味で)顔立ちだが、ひと目見た時若干の孤高さを感じて彼を選んだのも確かだ。なかなか賢い。生存戦略的な意味で。
で、時間が近づくにつれて迫ってくる猫様が今回は気付いたらうつぶせに寝る私の背中にまっすぐに、バランスよく香箱座りしていた。傍のタブレットに触れると規定の時間の約15分前。以前にも同じ態勢でくつろいでいた時に背中に乗っかることはあったが、あれは来たばかりで落ち着かなく、居場所を探っている間の行動みたいだったし、回数でいえばそんなに頻繁に体に乗ることはしない。
それがこんなに自然に、さも当然のようにそこに鎮座しているなど、いつのまに私の背幅と形を覚えて…!?
こやつ、やりおる。儂はうれしいぞ(今も背中痛いけど)
その時になんとか後ろ手にでも様子が取れないかと、タブレットと同じく傍に常在させているスマホを取ろうと思ったら、冬場の空気にキンキンに冷えて電池切れておった。実に惜しい。
何とか貯金しようとして収入からわずかな分を回しているが、このスマホも中々の年数が経っている。その他の日用品も含めてデカい出費を必要とする日が近いんじゃないかと戦々恐々とする日々。お猫様をモフって忘れようとはしてるがね。
生きる上で悩みが尽きないのは仕方がない。悩みをなくそうなんて試みは、あらゆる欲を捨てろというようなものだから。
まぁそれでも小さなストレスくらいは減らせるんじゃないかと思って、昔やりこんですっかり覚えたゲームソフトとかはやってもやらなくても大して変わらないからと売りに出そうと纏めているところ。部屋が割と小さいから、スペースが足りないんだよね。新しく買いたい本も置けないし。
ささやかな試みだけど自身の為と思って頑張りましょう。